■本協会理事長 大根義男博士 国際大ダム会議特別功績賞を受賞
世界95ヶ国・地域のダム技術者・研究者が参加する「国際大ダム会議;ICOLD」が平成24年6月6日、国立京都国際会館で開幕され、世界中から1,500人を超える技術者・研究者が参加されました。
同会議において、大根義男理事長(愛知工業大学総長補佐)がダムの分野で抜きんでた業績のある優れた人物を表彰する制度である、“Honorary Member of ICOLD”を受賞いたしました。この賞は、ICOLDの唯一の表彰でありHonorary Award(名誉賞)とも略称され、我が国の受賞者は大根理事長が3人目となります。
表彰の理由として、岩塊、礫及び砂や粘土などの自然材料を用いて構築する環境にやさしく、しかも景観に優れたフィルダムの耐震設計法及び施工法を確立し、この種のダム建設の世界的普及・発展に貢献した点が挙げられました。
本協会では、大根理事長の高い見識のもと、環境に配慮した再資源化技術の開発に取り組んでおり、その成果についても国土交通省をはじめ多くの機関から高い評価を受けてきました。