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  (株)ETSジャパン 石膏ボード再資源化施設操業開始  
 

 当協会の会員企業である(株)ETSジャパンが整備を進めていた、廃石膏ボードのリサイクルプラントが2010年9月17日に操業を開始しました。
 開所式では堂故(どうこ)茂氷見市長(富山県)がご出席され、プラントの完成を喜び、祝辞を述べられました。
 本施設の大きな特徴は、これまで協会が警鐘を鳴らしてきた廃石膏ボードに含まれている有害物質であるフッ素化合物を、富山高専と同じく会員企業である(株)チヨダウーテが共同開発したフッ素不溶化剤「Fクレスト」により除去して安心・安全な製品の製造を可能にしたことです。「Fクレスト」については当協会もフィージビリィティスタディにおいて参画しており、その成果は平成20年度「モノづくり連携大賞」において特別賞を受賞した最先端技術であります。
同施設で製造された製品は、「ジプグリーン」の商品名で販売され、主に中性型固化材として高含水泥土である浚渫土砂やシールド・推進掘削土砂等の安定処理材としての利用が期待されています。

 尚、詳しい内容につきましては、当協会の「ご相談窓口」からお問い合わせいただくか、直接製造元にお問い合わせ願います。((株)ETSジャパン TEL:0766-74-5445)

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