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日本の産学官連携は今、転機にあります。国立大学の法人化をきっかけに多くの機関で取り組みが始まり、国の大学知的財産本部整備事業の後押しで進んできましたが、事業終了で各機関は自立の時を迎えています。
この間、手探りながら工夫と情熱により、壁を乗り越えてきた産学官連携の成功事例として、富山工業高等専門学校 環境材料工学科 袋布准教授と当協会会員企業による「生体にヒントを得た環境中フッ素等対策技術の開発・実用化」がモノづくり連携大賞の特別賞を受賞しました。
これは、当協会の活動のひとつである「他のリサイクル技術へのアプローチ」として進めてきたもので、「廃石膏ボードのリサイクル」に関する技術開発を行ったものです。
贈賞式は、11月26日に東京・有明の東京ベイ有明ワシントンホテルで開催されました。
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■「モノづくり連携大賞」とは
1.目 的
大学・公的研究機関と企業が加わった産学(官)連携グループで活動し、知的財産の社会的活用にある案件について、工夫された連携の仕組みと、技術内容を表彰するものです。同賞は優れた案件をたたえるとともに、他機関が参考にしうるモデルとして社会に発信することを目的としています。
2.主 催
日刊工業新聞社、(独)NEDO技術開発機構、(独)中小企業基盤整備機構
3.後 援
経済産業省、文部科学省 |
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