一般社団法人泥土リサイクル協会

安定処理

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処理土の工学的特性

粒度特性

実機により処理した処理土の粒度特性を見てみましょう。シールド汚泥における n(粒度分布を表す指数)の値は,固化材の添加量が多い処理土ほど大きく,添加量の少ない処理土ほど小さくなっています。.また,SJM工法による自硬性汚泥を処理した場合の処理土は概ねn=0.3~0.5の範囲にあります。
泥土圧シールド排泥土の処理前後の粒度曲線
泥土圧シールド排泥土の改質前後の粒度曲線
(高分子凝集剤を10kg/m3,固化材は80~250kg/m3の範囲で添加し処理)
SJM工法排泥土の処理前後の粒度曲線
SJM工法排泥土の改質前後の粒度曲線
 
既存の研究によると,大根はフイルダムの築堤用土として泥岩材料やまさ土を用いた場合,撒出・転圧による粒度組成と強度低下の関係を調べ,強度低下を起こさないためのn値としてn≒0.3を提案しています.また,Leeはn=0.25~0.50のTalbot曲線はアースダム用の天然材料を選ぶ場合の基準となり得ることを提案しています.本工法は固化材の添加量により粒度組成はn=0.2~0.5の範囲に調整することが可能です。従って,多種多様な処理土の生産が可能です.
 

現場強度と室内強度の比較

「地盤改良マニュアル」((社)セメント協会)によれば,バックホウやスタイビライザー等を用いた原位置混合では,現場と室内で得られる強度比(現場/室内)は平均的に0.5程度であるとしています。
これに対して,本工法における(現場/室内)強度比は,下図の通り、ほぼ1.0に近い結果が得られており,混練性能の高いミキサーの使用,調泥作業にる土質性状のバラツキの抑制,フロー管理による固化材添加量の適正化等による成果と考えられます。
河川浚渫土における処理土のqc(コーン指数)の経時変化
 

CBR特性

本工法による泥土圧シールド排泥土の処理土の一軸圧縮強度とCBR値の関係では,自然土における両特性の間には、概ねCBR≒0.045quの相関があるとされていますが,それとほぼ類似した結果が得られています。また,CBR値はいずれも絶対値が10%以上であり、簡易舗装道路の下層路盤や規格の最も厳しい高速道路の路床にも適用できる結果となっています。加えて、水浸時の膨張比は1%以下が得られており良好な路床材料の範疇に入ります。
quとCBR値の関係(泥土圧シールド排泥土の処理)
 
 
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